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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



「うぉ!もうこんな高いんだ!」


観覧車に乗り込んだと思ったら、裕也はもう興奮状態。


もし、気持ちを伝えて、悲しい結果だったら、このあとどうなるんだろう?

夏休み後の学校生活はどうなるんだろう?


「…姫奈どうした?景色見ないのか?」


観覧車に乗っているのに、下を向いて考え込んでいる私に裕也が心配そうな顔を見せた。


そんな裕也の顔を見て、更に鼓動が高くなる。
顔が熱くなる。
手が震える。

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