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「裕也、私…「あっちにもさっき乗ったやつあるぜ。ヤベー、高いなぁー。」


裕也はまたもや私の言葉を遮る。


私が言うのを防いでるの？
言って欲しくないの？

…気持ちには答えられないから？


私の頭は、マイナスにマイナスにと持っていってしまう。


でも、…それでも、裕也が私の気持ちに答えられなくても良い。
私は、私の気持ちを、裕也に知ってもらいたい…！


気づくと、もう少しで私たちの乗っている観覧車は頂上に到達しそうだ。


言わなきゃ…！