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トライアングル・ラブ

第35章 涙のキス



今夜はよく眠れそう。

私はベッドに潜り込み、ゆっくりと目を瞑り裕也のことを思い、眠りについた。


夢の中で、山ちゃんと裕也が出てきた。

2人が私を呼んでいる。
右を見れば山ちゃん。
左を見れば裕也。

2人して“姫奈”って呼んで手招きをしている。

私は、どっちに行けば良いの。
裕也は彼氏。
山ちゃんは親友。


しかし、夢の中でどれだけ悩んでも、結論は出なかった。

そして夢は、目が覚めれば忘れてしまっている…。

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