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トライアングル・ラブ

第35章 涙のキス



「裕也…、つまらない?」


私は裕也を除き込んで聞いてみた。


「…つまんなくねーよ。…邪魔、見えない。」


除き込んだ私の顔を、裕也が“シッシッ”と遠ざけた。


ひ、ひどい…。
せっかく2人きりなのに。

そんな扱い…。


そろそろ、盛り上げるべき…?!

よしっ!
沙織に教わったあの方法でやってみよう!

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