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トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



で、今私たちは図書室で自習中。

もちろん、理系の裕也は教室で勉強中。


山ちゃんは裕也がいないのを良いことに、密着してくる。


私も裕也がいないこともあり、どこか安心して山ちゃんと会話する。

最低な女とは、今の私のことだろう。


「姫奈の脚ってさ、可愛いよな。」


「…はい?」


問題を解いていた私に、山ちゃんが私の太ももを見つめながら言った。


脚が可愛い?
男子ってホントに分からない。


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