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トライアングル・ラブ

第6章 事件



「次の質問の答えね。ちょっと書き方ミスったね。俺が姫奈ちゃんのものっていうか、姫奈ちゃんが俺のもの。」


えーっと。
俺が姫奈ちゃんのものっていうか、姫奈ちゃんが俺のもの?

いやいや、それのほうが意味不明なんですけど。


「そして最後の質問の答え。」

「?!」


先輩の手がいきなり私の顎を触り、上を向かされた。


「姫奈ちゃん、俺のこと好き?」

「…え?」


いきなりの質問に私は目を見開いた。

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