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トライアングル・ラブ

第7章 温もり



先輩は動じない。
むしろ楽しそうだ。


「先輩、姫奈を返して下さい。」

裕也が先輩を睨みつけている。

裕也はいつも冷たくクールだが、こんな裕也は見たことがない。


「ちょっと無理かな~。だって今、俺と姫奈ちゃん良いところだか…「さっさと返せよ!!」

裕也は側にあった机を思いっきり蹴っ飛ばした。


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