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賄賂は君の身体で

第5章 思いで

かっこ良くて、帰国子女で、生徒会長もしている。
少しエロい位がちょうど良い。

そんな人が初恋の相手だったら嬉しいはず!!

皆はそう思うだろうけど、私は違う!!



部屋に入って机の上に置いてある、小さな宝石箱を開き、10年前のおもちゃの指輪を見ながら思っっていた。



「確かめたくてもなぁ…。」



小柴は計算高い事は数回バトって知っているし、本人でも赤の他人だったとしても、それをネタにさらなる要求をされても…と、余計な事を考えてしまうのだ。


それともう一つ。
『恋をしたく無い』のだ。

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