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賄賂は君の身体で

第5章 思いで

恋をしたく無いなんて…。

青春真っ只中の恋したい年頃なのに。



もちろん、初恋の『お兄ちゃん』以外に好きになった人はいない万里だったが、中学生の時はかっこいいとか憧れなどを異性に感じたりもしていた。同級生たちときゃっきゃと騒いでは、ミーハーに磨きをかけていた。



「あの先輩かっこいい!!」



そう言って当時仲良くしていた友人たちと騒いでいたが、落し物を拾って仲良くなり、恋人と言うよりは、友人のノリで仲良くなっていた。


それを知った友達は、



「好きっていうの知ってて酷い!!」

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