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賄賂は君の身体で

第5章 思いで

下駄箱にCDを入れ、メモを添えた。



『ありがとうございました』



のみ。

もちろんその夜、先輩から電話がかかって来て、渋々電話に出た。

先輩は万里の返却の仕方に文句も言わずに



『どうだった?他のも聞く?今度一緒にライブ行く?』



なんて誘って来るから、自然に離れるのは無理だと分かった。

万里は意を決し言う事にした。

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