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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

ヤバい!!
心臓飛び出るから!!



「会長が濡れる!!」



そう言いのがれる万里は小柴を腕で押しのけると、小柴はその伸ばした万里の腕をギュッと握った。



「私が濡らしたんです。私への罰ですよ?」



いつものちょっと意地悪な会長に戻ってしまった事に、万里は少し残念に思った。


キスに意味はない。
可愛いにも深い意味は無い。


そう思ってしまう。そう思えば思うほど、さっきまでの熱が冷め、寒さに震えが出てくる。

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