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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

一気に真っ暗になった部屋にびっくりした万里は声を上げると、小柴は携帯の明かりをかざす。



「あぁ、ごめんねビックリさせて。電気が外に漏れると人が来るから…一応ね。」



小柴が意図的に電気を消したのだ。

雪は降っているが、満月で窓からかすかな明かりが入ってくる薄暗い部屋に、2人でソファーに座る。



「あ、あの…さっきはすみません。」



「…あぁ、クシャミ?別にいいですよ?原因は私なんでしょうし。」



そう言って、小柴はジャケットも脱ぎ万里に掛けた。

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