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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

流されないぞ!!

ジッと眉間にシワを寄せ見ていると、小柴はフッと吹き笑をして万里の頭に手を置いた。



「私に嫉妬させようと言う事ですかねぇ?」



近づく顔に…唇に目が行く万里は、小柴の口角が上がった事に気づいて視線を上げた。



「キス…するとでも?」



か、からかわれた!!
昨日の今日で顔を近づけられたら誰だってそう思うでしょ?


不満いっぱいに睨みつけたら、チュッと唇を触れて来た小柴は、満足そうな表情をしていた。



「…今のは何ですか。」


「愛情表現でしょう?」


「愛情があるなら、部費を下さい。」

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