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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

「本当に…。」



飽きれた様に小柴が言うが、またもやそれが癇に障る。



「万里?」



勝手に呼び捨てにするなとそっぽを向くと、小柴は大きく息をはいてから話を続けた。



「園芸部は年間の光熱費が高いんだよ。部員三人にこれ以上投資が厳しい。運動部に投資したいという学校側の意向も分かるだろう?」



メジャーな部活に投資して新入生確保に尽力したいというのはわかる。
けど…

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