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賄賂は君の身体で

第1章 事件です!!

「事実を言ったまでです。」


って…喧嘩売ってどうすんの!!
私はきっとこの人とそりが合わないんだ。


万里は林道を睨み上げていて、林道はそんな万里をめんどくさそうに見下しながら言った。



「あっそ。で?どうぞ、その交渉をやらは?」


「園芸部の育てたフルーツを…。」


って、睨まれてる!!

林道を見ていた目を反らし、万里は一瞬怯んだが、思い直してもう一度林道を見て言った。


「そっそれと…部長を半年間、引退まで生徒会の雑用係と交換はいかがでしょうか。」


「雑用係かぁ。」


「卒業式、入学式、レクレーション、体育祭に、学園祭、学校説明会も有りますし、部活見回りにも使ってください。」


「それはイイかも。俺とJの雑用を補ってくれれば、仕事もスムーズに運ぶだろうし…ついて来い。後はJと直接交渉しろ。廃部の件で話が進んでいるからな。」

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