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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

「いらっしゃい。」



小柴は、社長の机の様な立派なデスクの前で、今仕事をしてますオーラの中、万里に向かって笑顔で言う。

『待っていました』と、言わんばかりの対応に若干気後れする。



「部長をパシリにする代わりに廃部を取り消して欲しいって。」


いきなり本題というか、秘策を頭っから言い放った林道に視線を向けた。


林道先輩!!
いきなりそれ言っちゃぁいけないよ!!

それが奥の手なんだから!!


小柴に視線を戻すと、一瞬小柴から笑顔が消えていた様に見え、ビクってする万里を見て、また笑顔になった小柴は言った。


「そう?これから忙しいから雑用係は嬉しいね。」

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