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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

まさかの勝利?!

小柴のあっさりした対応に、若干意気込んで来た自分の張り詰めた気合がからぶったと意気消沈した。


「じゃ、廃部は撤回するって事でいいんだな?」


「…あぁ。再度返答しなおしだ。」



眈々と進む会長と副会長の話に、万里はキョロキョロとしていた。


鬼の生徒会なんて思ってたけど…中々お話のわかる会長様でホッとした。


この時万里は、提示した物が者なだけに、スムーズに事が進んだと思ったんだ。



「ありがとうございます!!」



深々と頭を下げてお礼をいうと、林道は副会長業務の為に部屋を出て行く。

万里も続いて出て行こうと思ったが、大切な事を忘れていた。

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