テキストサイズ

賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

首を傾げる万里を見て、口角を上げながら首を傾ける小柴は言った。



「廃部の件は手を打つけど、その他の事は別問題でしょう?」



鬼!!
鬼がいた!!

目をパチパチと瞬きを多めにする万里は、怒り混じりに小柴に言う。


「温室が直らないと、園芸部自体の意味が無くなります!!」


「園芸部…校庭の花壇や中庭ていれで良いんじゃないの?!」


「そんな…。」


それは部活じゃ無くて、用務員の仕事でしょ?!
既に雑用係化してる我が部活を完全に侮ってる!!


その小柴の言葉に苛立ちを隠せずに、頬を引き攣らせる万里。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ