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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

「はい、会長もお忘れ無く。」


口角を上げた万里はまさにどや顔。そんな万里を小柴は頬を手で撫でたかと思えば、そのまま包みこんだ。


ちっ…近付いて…?!

危機!!


万里は思わず、小柴の顔を鷲掴みに押し返す。



「何するんですか!!」


「契約の証だよ?!」


「どこに契約の証に顔を近付けるやり方があるんですか!!」


「ここ…に!!」


両腕を抑え込まれ、片手に掴まれると、顎を固定された。

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