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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

ゆっくりと離れた小柴の唇に目を奪われる。

赤みを帯びたピンク色の唇は、女子が憧れるほど可愛らしくて、万里はぼーっと見とれていた。



「あ…ちゃんと呑んでって言ったのに。」



そう言って、首筋からなめ上げられる。
くすぐったさと、何とも言えない感覚に万里が身震いをすると、小柴は笑う。



「感じちゃった?頬も真っ赤だし。」


「息が出来なかったんです!!」


「嘘はいけないよ?角度変える度、ちゃんと呼吸してたじゃない。」


もうやだ!!消えて無くなりたい!!

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