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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

押し飛ばして離れると、小柴は含み笑いをしていた。あわあわと唇を震わし、怒りが込み上げて来る万里。


人のファーストキスを…エロく奪いやがって!!
トラウマになりそうだ!!

って言うか…


「会長、さっき『まんちゃん』って言いました?」


「まんちゃん?!…あぁ万里の万でまんちゃん?そう呼ばれたい?!」


睨み上げながら言う万里に対し、小柴は首を傾げてさらっと言った。

私の純粋な思い出が…
ぶち壊される!!



「その呼び方だけはしないで下さい。」


「…何で?」


「何ででもです。」


「…そう。じゃぁ、私の事は『お兄ちゃん』で。」

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