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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

もう最悪だよ!!


万里はドアまで走って勢いよくノブに手をかけると、そのままドアが開いて、正面に居た人に衝突する。



「痛っ!!」



思い切りぶつかって、鼻血が出るかと思うくらいの痛みに慌てて鼻を抑え、正面の人を見上げて睨む万里の視界には林道がいた。


…ふ…副会長。



「…すごい音したけど…J、打たれた?」



林道は万里を見た後に、直ぐ小柴に視線を移した。

えぇ、物凄い力で思いっきり入りました。
ごめんなさい。



「あぁ…ん、大丈夫。」

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