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賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

「えぇ?!私は会長専属の雑用係ですか?!」


万里の頭上を飛び交う会話に耳を疑い、小柴と林道を交互に見たのちにやっとはっした言葉だった。


…ひっぱたいて逃げ帰ろうとしてた私を?!
もしかして、末恐ろしい事態になってる?!



「…私は雑用係なんて言ってません。」


「はい?!」



小柴の言葉が理解し難くて、万里はどこから出たかもわからない様な声で聞き返すと、無表情で強い口調で小柴が言った。



「身を差し出せと言ったのです。」



身を?!
それでチュー?!


思考停止…


…体目的?!
どエロど変態発言!!

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