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賄賂は君の身体で

第3章 悪魔の契約です!!

万里の肩にポンっと置かれた小柴の手が、肩にずっしりと感じたのは…物理的な重さじゃ無く、精神的な重さなんだろう。



「あの、会長…。」


「お兄ちゃん。」


「…会長。」


「強情だね、君は。」



完全に上位に小柴は口角を上げ、意地悪そうに笑う。万里はそれを見て頬を引き攣らせる。


あなたに言われたくない。
鬼畜会長様!!



「雑用係って事でお願いします。」


「身を差し出したのでしょう?」

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