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賄賂は君の身体で

第3章 悪魔の契約です!!

「屈辱です!!」


「そう。君のその目に睨まれるとゾクゾクするよ?」



万里が薄目で見上げて睨むと、小柴は口角を上げて腕を組み見下す。



「最低人間!!」


「それでも君は、私と契約をしたんです。君の主は私です。絶対服従ですよ?」



この余裕の態度が余計にイラつく。

万里は噛み付く様に怒鳴りつけたところで、小柴にして見たら仔犬がギャンギャン鳴いている様にしか感じていない。


「拒否します!!絶対嫌!!」


「我儘は多少なら可愛いですが、やり過ぎると醜いですね。君がそんなに拒否するなら、拒否の出来ないようにしましょうか?…例えば…校内放送で、私に身を差し出した事を流す…とか?」

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