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賄賂は君の身体で

第3章 悪魔の契約です!!

目を見開いて小柴を見ると、クスクスと笑っって言う。


「ロイヤルミルクティー。ホットミルクで紅茶を淹れたんだよ?」


「本当に美味しいです。」


「甘さ控えめでね。」


「はい…何か…。」



懐かしい感じがして、ティーカップを見つめた万里。
そんな万里に、向かい合わせに座った小柴が机に肘をついて言った。



「そう言えば、君は指が細いんだね?」


「…はい?普通だと…思いますが。」


「ちょっといい?」

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