テキストサイズ

賄賂は君の身体で

第4章 初仕事

私をからかって楽しんでる!!
凄くヤダ!!


からかわれる事に慣れていない万里は、目に涙を溜めながら、小柴を睨みあげて肩をはたいた。


小柴は笑いながら自分の肩をなで、万里を見下ろして言う。



「もっとお淑やかにして下さい。女性は控えめの方が魅力的ですよ?」



余計に怒りが込み上がる万里は、怒りを押し沈め様と、唇を噛んで我慢するが…
早々静まるものではない。


魅力的だと?!

誰が暴力的にさせてるんだよ!!
私だって穏やかに学生生活を送りたいって思ってたの!!



「唇を噛む癖は直した方がイイですよ?荒れた唇に男子は興味ありません。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ