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「えー！？ちょっと待ってください。アンドさんならわかるんですが、イヴさんも同い年なんですか？」
「ああ、そうだ。なんだ、年下だと思ったのか？」
「はい。てっきり。」
「あいつそういう事コンプレックスに思っているから、あんまり触れるなよ。」
「は、はい。わかりました。」
「そろそろつくぞ。」
・・・・・・・・・・・マリアがそう言ってから３０分近くたつ。
「まだつかないんですか？」
「確かここら辺だったと記憶していたが。」
「まさか、迷ったんじゃ。」
「ば、ばか言え、迷うわけないだろこのあたしが。」
「そこの十字路を左だ。」
っとシャドーは言う。
「わかってるよ。」
マリアはシャドーに言う。
今度はT字路。
マリアは左に曲がろうとする。
「そこは右だ。」
「う、知ってるよ。お前がちゃんとわかってるか試したんだよ。」
「マリアさん、見苦しです。素直にシャドーの言う通りに行きましょう。」
「うーー。」
マリアは返す術がない。そして、シャドーの指示どうりに歩いていると五分もしないうちに、予言者の家についた。
「なんかこの家浮いてますね。」
予言者の家は和風な家だった。都会の中にあるとかなり目立つ。
「そうだな、変わった家だもんな。」
マリアはそう言うと家の扉をがらがらっと開ける。