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禁断のシェアハウス

第4章 衝撃の事実と禁断の行為

夜中、ふと目が覚めた。

とりあえず、リビングに行く。

すると、ソファで剛さんが寝ていた。
剛さんに抱きしめられたあの日から、私は剛さんを意識して、さらに好きという気持ちが強くなっていた。
もちろん、剛さんには言ってないし、剛さんが私を好きなわけも無いから、諦めている。


「剛さん、好きだよ。」

小さい小さい声で言った。

そして、気持ちを切り替える。

「剛さん、起きて!」

「ん~、彩乃ちゃん?朝?」

「違うよ、夜中。風引くから、起きて。」


「ごめん。俺、酔ったから部屋まで連れてって?」

あ、俺って言った。
でも、今はそこに構ってられない。

「分かった。私の手掴んでて。」

「うん。」

言われた剛さんは通りに手を掴む。

部屋まで連れて行って、ベッドに寝かし手を離そうとした瞬間、
剛さんに手を引っ張られた。

そのせいで、私と剛さんの顔はとても近くになって照れる私に、

「さっき俺に好きって言ったよね?」

「えっ?起きてたの⁈」

「やっぱり。」

「いや、さっきのは勢いっていうか、



その、忘れてください!!」


「嫌だ、忘れない。
だって俺も、彩乃ちゃんのこと好きだもん。」

「えっ?本当に?」

「本当だよ。」

そう言うと、おでこにキスをしてきた。

「彩乃って呼んでいい?
俺のこと、剛って呼んで?」

「分かった…………剛。」

「可愛い。
ねえ、今日は一緒に寝よ。」

「一緒にって。」

エッチなことするってこと?

「あ、今エッチなこと考えたでしょ?」

「え、そんなことないない。」

「いや、絶対考えた。そんな子にはお仕置きだね。」

「お仕置き?」





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