禁断のシェアハウス
第5章 2人の生活と和黄の気持ち
仕事も終わり、家に帰って携帯を見た。
メールが一通。
和黄からだ。
『心配させちゃったみたいでごめんな。
今度時間がある時、ちょっと付き合ってほしい場所があるんだけど、いいかな?』
なんだろ?
でも楽しみ。一応剛に許可もらっとこ。
私は、剛に連絡を取る。
「もしもし。」
「どうした?」
「さっき話してた執事のことなんだけど。
日曜日、会っていいかな?
一緒に行きたい場所があるって言ってて。」
「別にいいけど、あまり変なことすると嫉妬するからな。」
「多分、ご飯食べるくらいだと思うけど。」
「そっか。楽しんで来い。」
優しい。こういうところが大好きだ
「ありがとう。剛?」
「何?」
「好きだよ?」
「俺も、好きだよ。」
「じゃあ、ご飯作って待ってるね。」
「ありがとう。
じゃあ早めに帰るな。」
「うん。」
そして、和黄に返信する。
『了解。
日曜とかどう?』
すぐに返信がきた。
『うん。じゃあまた日曜に。』
日曜日、楽しみだな。