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神さま、あと三日だけ時間をください。

第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

六月○日 
 今日はめっちゃ、暑かった~。もう梅雨明けしたのかと思っちゃうほどだったよ。そっちはどうだった?        シュン
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 こっちは一日中、雨で嫌になっちゃう。シュンさんの住んでいるところは南の方なの?
               ミュウ
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 南っていえば、南の方だけど、本州だよ。ミュウはどこら辺?      シュン
          ↓
 私も本州。ど真ん中だよ。  ミュウ
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 今日はバイトが夜まで入ってて、物凄く疲れた。こんなとき、ミュウの顔が見られたら良いのにな。        シュン
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 こうやって、メッセ交換できるから、それで良いでしょ。        ミュウ
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 でも、メッセだけじゃ、物足りないよ。俺は最近、そう思うやねんけど。ミュウは?
               シュン
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 シュンさん、その時々、出てくる怪しげな大阪弁は何?         ミュウ
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 ハハ、怪しげねえ。俺、子どもの頃、大阪に住んでたことがあってさ。それで今も油断したら、大阪弁がぽろりと出るねん。シュン
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 大阪か、良いな。私は小学校のときの修学旅行で一度、行ったよ。でも、大阪も良かったけど、いちばん想い出に残ったのは京都だったな。             ミュウ
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 大阪から京都だったら、すぐだよ。ミュウ、一度、一緒に遊びにいこうか。
         ↓
 う―ん、行きたいけど、無理そうかな。
                ミュウ
         ↓
 俺、ミュウに逢いたいよ。いつもこうやってメ―ルだけじゃ、つまらない。  シュン
          ↓
 無理言わないでよ、シュンさん。ねえ、バイトで疲れてるんでしょ。今夜はそろそろお休みしよう。          ミュウ
          ↓

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