
神さま、あと三日だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭
円を描くように乳輪をなぞられ、美海のしなやかな身体が一瞬、ビクンと撥ねた。ネグリジェの裾が捲られ、両脚を目一杯に開かされる。琢郎は美海のほどよい大きさの乳房を揉みしだきながら、両脚の狭間に指を差し入れた。乳房と下を同時に攻められては堪ったものではない。
しかも、その夜に限って、琢郎はこれまで見せたこともないほど熱心で巧みだった。乳房を揉まれている間も、彼の指は数本に増やされ、果てのない抽送を繰り返す。
美海の中で何か言葉にはできないものがうごめき始め、爆発しようとしていた。
「あぁっ」
ひときわ感じやすい場所を指でこすられ、美海の身体がびくびくと震えた。
「琢郎さん、お願い」
美海は潤んだ瞳で夫を見上げた。
「どうした、もう早々と根を上げて、おねだりか?」
琢郎がしてやっりと言いたげな笑みを浮かべた。
「違う―の。これ以上は止めて欲しいの。さもなければ、私―」
気が狂ってしまいそう。そう言いかけた美海はひときわ高い嬌声を放った。
「うっ、ああ―」
琢郎が美海の乳首を吸いながら、骨太の指で美海の感じやすい内壁に狙いを定めてこすり上げ、更に最奥を突いたからだ。
それは、美海がこれまで感じたことのないほどのめくるめく快感であった。まるで焔に身体全体を炙られ、灼き尽くされているような感じだ。苦しさは限界に達しているというのに、同時に同じだけの快さも感じていて、これ以上の快感を与えられ続けたら、死んでしまうとさえ思えるほどだった。
「ああ、あ」
限界まで高みに押し上げられたかと思うと、いきなり急降下する―そんな感覚に近かった。美海は突如として訪れた絶頂に四肢を痙攣させながら耐えた。
ぐったりとなった美海は、あまりに感じすぎてしまい、しばらくは動けなかった。そんな美海の腰を琢郎は下から抱え上げた。
「さあ、これが欲しかったんだろ、たっぷりと味わえよ」
「―!!」
美海は悲鳴すら上げることができず、眼を大きく見開いた。琢郎との結婚生活は十一年に及んだが、大体、夫とのセックスはそれほど回数は多くはなく、ましてや、こんなに感じたのも初めてだったのだ。
しかも、その夜に限って、琢郎はこれまで見せたこともないほど熱心で巧みだった。乳房を揉まれている間も、彼の指は数本に増やされ、果てのない抽送を繰り返す。
美海の中で何か言葉にはできないものがうごめき始め、爆発しようとしていた。
「あぁっ」
ひときわ感じやすい場所を指でこすられ、美海の身体がびくびくと震えた。
「琢郎さん、お願い」
美海は潤んだ瞳で夫を見上げた。
「どうした、もう早々と根を上げて、おねだりか?」
琢郎がしてやっりと言いたげな笑みを浮かべた。
「違う―の。これ以上は止めて欲しいの。さもなければ、私―」
気が狂ってしまいそう。そう言いかけた美海はひときわ高い嬌声を放った。
「うっ、ああ―」
琢郎が美海の乳首を吸いながら、骨太の指で美海の感じやすい内壁に狙いを定めてこすり上げ、更に最奥を突いたからだ。
それは、美海がこれまで感じたことのないほどのめくるめく快感であった。まるで焔に身体全体を炙られ、灼き尽くされているような感じだ。苦しさは限界に達しているというのに、同時に同じだけの快さも感じていて、これ以上の快感を与えられ続けたら、死んでしまうとさえ思えるほどだった。
「ああ、あ」
限界まで高みに押し上げられたかと思うと、いきなり急降下する―そんな感覚に近かった。美海は突如として訪れた絶頂に四肢を痙攣させながら耐えた。
ぐったりとなった美海は、あまりに感じすぎてしまい、しばらくは動けなかった。そんな美海の腰を琢郎は下から抱え上げた。
「さあ、これが欲しかったんだろ、たっぷりと味わえよ」
「―!!」
美海は悲鳴すら上げることができず、眼を大きく見開いた。琢郎との結婚生活は十一年に及んだが、大体、夫とのセックスはそれほど回数は多くはなく、ましてや、こんなに感じたのも初めてだったのだ。
