私と高志の長い一日~とっておきのキスは恐怖の後で~
第1章 恐怖体験の始まりは、さらし首から!?
要するに、アイツは昔から変人だった。子どものくせに妙に冷めてるっていうのか。
高志は6年間、付属に通って、中学から地元の公立に戻ってきた。だから、私もアイツと6年ぶりに再会した。でも、別にどうってこともなくて、クラスも3年間、ずっと別だったし、時々、廊下とかで顔を合わせる程度。特に話をした記憶もない。
それが、私たち二人、どういうわけか、住んでる町から電車で一時間もかかる高校に行くことになって。私たち中学からはほんの数人程度しか行かないから、自然に高志とつるむことになった。
まだ入学したての頃は、知ってる人の顔が全然ないでしょ、だから、どうしても同じ中学出身のコたちと群れるじゃない?
今では私も高志もそれぞれ友達ができたけど、その頃は何となく心細くて、二人でいることが多かった。アイツとの腐れ縁は思えば、そこから始まったのかもね。
高志は6年間、付属に通って、中学から地元の公立に戻ってきた。だから、私もアイツと6年ぶりに再会した。でも、別にどうってこともなくて、クラスも3年間、ずっと別だったし、時々、廊下とかで顔を合わせる程度。特に話をした記憶もない。
それが、私たち二人、どういうわけか、住んでる町から電車で一時間もかかる高校に行くことになって。私たち中学からはほんの数人程度しか行かないから、自然に高志とつるむことになった。
まだ入学したての頃は、知ってる人の顔が全然ないでしょ、だから、どうしても同じ中学出身のコたちと群れるじゃない?
今では私も高志もそれぞれ友達ができたけど、その頃は何となく心細くて、二人でいることが多かった。アイツとの腐れ縁は思えば、そこから始まったのかもね。