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バカ野郎共で何が悪い!!!!

第2章 暇な夏休み

ガタガタ揺れるバスはテンションの高い輝でさえ、具合悪くさせる。


「揺れるね…」
「大丈夫?のん酔った?肩寄りかかってて良いよ」


うーん…男子の肩寄りかかってるのも…恥ずっ

コテンッ…

いつの間にか私の頭は孝司の手で肩に寄りかかる形になっていた。


うわうわっ!?
ちょ待って!! 顔近い!

私がパニクってるに関わらず、孝司はうとうとしている。


「みんなもう少しだからね」
麻美は全く酔ってないようで元気だった。


バスから降りて、市民プールへ向かう。

「し、死ぬ…」
「輝…死なないでよ、道の邪魔だから」
孝司のナイフが輝に刺さる

「ひ。酷い~!」
「いや、なんて純粋で「直球なんだろうね(笑)」

孝司の言葉に付け加えるように、私が割ってはいる。


「…ねぇ、のん?ホームランだったらしいよ、さっきの直球が」

孝司の指差す先は、酔った輝がしゃがんでいる姿。


「孝司、背負ってあげたら?」
「えっ、めんどぃ「背負ってあげなよ」


私と麻美の押しに負け、輝を背負って市民プールまで行く。

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