嵐LIFE~with潤
第3章 3.些細なケンカ
しばらく走った時、ハッと我に帰った。
「何やってんだろ…私」
潤くんから逃げた私は家に帰りずらかった。
こんな時頼れるのは嵐のメンバーだ。
4人に一斉送信をした。
すると始めに返信が来たのはニノだった。
【Jとケンカか…
家帰りずらかったらウチおいでよ】
ニノらしい短い文章だったけど、胸がいっぱいになった。
結局短時間で返信が来たのはニノだけだったので、ニノの家にお邪魔する事にした。
「ニノの家ってどこ…?」
私はニノに電話をした。
わざわざ迎えに来てくれるらしい。
私はニノが来るまでただボーッと立っていた。