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翔『はい
ついた』


「あ、はーい」


私は翔くんの部屋に案内された。


翔『水でいい？
お酒がいいか…』


「いや…
水でいいよ」


翔くんは水を持って来てくれた。


「ありがと…」

翔『で？
なんかあったの？
またケンカ？』


「そんなんじゃないの…
これ見て…」


私はお昼に後輩に見せられた雑誌を翔くんにみせた。


翔くんは黙ってそれを受けとると黙って読み始めた。





翔『なるほど…
それで顔合わせたくないって訳か？』


「うん…
ごめんね、迷惑だよね…
でもね、私潤大好きだったから。潤も私の事大好きだって思ってただけに、なんかショックでさ…」



翔『そっか…
急にいなくなって松潤探さない？』


「友達の家に泊まるってメールしてあるからそれは大丈夫…
翔くんに迷惑なら家帰るし」


翔『いや
俺は平気だけどさ…
俺らアイドルにとってこーゆーのはつきもんなんだよ。
だからちゃんと理由聞かないと記者が上手く写真とったって場合もあるからさ…』


「そ、だよね…
でも、これはあきらか手つないでるもんね…」


翔『大分前の写真って場合もあるよね…』

「へ？」


翔『知らない？
静奈ちゃんと付き合う前に井上真央ちゃんと付き合ってたんだよ。だからそん時のかもしんないしねー』


「そっか…
井上真央ちゃん元カノなんだ…」



私はショックすぎて言葉がでなかった。


元カノって分かっているけどなんだかショック…