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家に帰ると静奈が太輔の出ているドラマを見ていた。


静「おかえりー
晩御飯これ終わってからでいい？」


『おん！』


静「ってか今日ね！
田坂乃亜さん？来たよ？
潤友達？」


『マジかよ…
幼なじみだよ…』

静「ふーん…」

『なんだ？静奈…
妬いてんのか～？』

俺は静奈を後ろから抱きしめた。
すると静奈はこくんとうなずいた。


かわいい///


ヤバい…俺完全に静奈の虜じゃんか…


『ダメだ、腹減った
勝手に飯やるわ！』


俺は台所へ行った。

なんだよ…

乃亜…


なんか気持ち悪りぃ…




明日来たらがつんと言ってやろう。


もう俺に近づくなって…















次の日…


やっぱり車の影にいた。



乃「あ！
やっほぅ」


『やっほぅ…
じゃねーから！
ってかお前に話あんだわ
ま、乗れよ』


乃「やった！
乗っていいんだ！」


乃亜は陽気に車に乗り込んだ。


乃「で？
話ってなに？」


『あんさ…
これ以上ウチ来ないでくんね？俺彼女いるんだわ。
正直迷惑…ってかさ…』


乃亜はケータイを俺に向けてきた。


乃「この写真見てもそんな事がいえる？」


その写真は昨日の俺と静奈の家での写真…


昨日俺が静奈を抱きしめた時の…


『おま…っ
なんで…その写真…』


乃「秘密ー！
とりあえずこの写真あたしが持ってるって事忘れないでね」


乃亜はさっさと車からおりた。