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嵐LIFE~with潤

第14章 13.嘘でしょ…



しかし…


潤の手は私の手を握り返して来なかった…


「潤…?」



潤はドサッとその場に倒れた。

え?



キャー!!!

松潤が刺されたー!!


潤が倒れ、私はどうしたら良いのか分からなかった。


ファン「あなた何?
松潤の手なんか握ってさ…」

「じ、潤の姉です!
救急車呼んでください!
潤!潤!しっかりしてよ!
目開けて!ねえ!潤!」


私は必死になって潤を呼び掛けた。

しかしピクリとも動かない。

「潤!!」

私は潤を抱きしめた。


「あ…は…血…出てる」

潤の背中からは滝の様に血が出ている。

落ち着いて周りを見回すと地面は潤の血で真っ赤に染まっていた。


「潤!
死んじゃやだよ!
目開けてよ!ねえ!」


私は救急車が来るまで呼び続けた。





救急隊「落ち着いて下さい。
この方のご親族ですか?」

「はい!潤が…潤が!」


救急隊「落ち着いて下さい。
とりあえず離れて下さい。」


私は救急隊の人に支えられながら潤から離れた。

潤…

死んじゃうの?


まだまだやりたい事あるんじゃなかったの?


ライブは?

ディナーは?

デートは?



救急車に運ばれている潤に私はフラフラついていった。


そして近くの病院へ。


集中治療室に運ばれた。



看護婦「こちらでお待ち下さい。」


私は看護婦さんに言われたとうり病室のまえで祈りながら座っていた。




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