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ブルースカイ

第5章 美香

「昨日のうちに美香が作っとるみたいやから、よかったら食わん?」





「2人分しかないんちゃうん?それやったら遠慮するわ。」





「いや、それが仰山あんねん。しばらく飯が続く時みたいやわ。」





「まぁ、たまには手抜きもしたいわな。それやったら遠慮なく頂くわ。」





俺はゆうちゃんと朝飯を食った。間違いなく美香の味付け。





でも、なんでまたこんな大量に作る必要があったのだろか。俺まで入れても3人分なので、ちょっと増える程度なので、極端すぎる気がする。





まるで旅行にでも行くかのような・・・。





まさか家出・・・。





「ゆうちゃん、美香の部屋見せてもらうで。」





「見せるんはええけど、どないしたん?」

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