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ブルースカイ

第5章 美香

「飯の作り方見て、もしかしたらお風呂場はフェイクで、家出したんちゃうかなって思ってん。」





ゆうちゃんはハッとして、美香の部屋のドアを開けた。





綺麗に整理された、いつもの美香の部屋。違いと言えば、机の上に封筒が2つ。1つはゆうちゃん宛、もう1つは俺宛。





ヤバい、俺の勘は当たったらしい。





俺はゆうちゃんと2人で風呂場に向かった。





俺は風呂場のドアをノックした。





ドンドンドン





「美香?おるなら返事してや。」

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