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ブルースカイ

第8章 恵(上)

恵は初めてに興奮しきってるし、これ以上興奮させてもしゃーないか。



俺はゴムをつけようと、枕元のゴムを取った。



「今日は大丈夫な日やし、初めてくらい、お願い。」



俺は今日だけはゴムを諦め、狙いを定めると、入れ始めた。



キツく固い中。しばらく進むと、侵入を阻むものがあった。



「行くで。」



恵がうなずくのを確認すると、一気に進めた。



プツッ



「痛っ!」



「大丈夫?」



間抜けな質問、大丈夫な訳ないのに。



「これでうちは聡のもんやんね♪」



そう言って、きつそうな笑顔。



健気なやつや。いとおしさで一杯だった。



「恵、もうちょい我慢してな。」

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