
ブルースカイ
第8章 恵(上)
「でも、星は太陽の光で光ってんねんで。雲やって、雨やって、寒暖の差がないと発生せぇへんやん。」
「ロマンチックやないねんから。夜には太陽みたいな明るさはないけど、色んなものを受け入れて、色んなものを闇で優しく包み込んでくれるん。反面、全てを隠してしまって、何者も寄せ付けない怖さや、近寄りがたさもあるん。」
「確かにそういう考え方もできるわな。」
「やから、聡、色で表すと、うち、夜の空の色やなと、思うわ。」
「やっぱ誉められてるんか、貶されてるんか、わからんわ。」
「誉め言葉でも、貶し言葉でもあるんちゃうん。でも、うち、そんな聡が好きやで。」
「ありがとう。」
「ロマンチックやないねんから。夜には太陽みたいな明るさはないけど、色んなものを受け入れて、色んなものを闇で優しく包み込んでくれるん。反面、全てを隠してしまって、何者も寄せ付けない怖さや、近寄りがたさもあるん。」
「確かにそういう考え方もできるわな。」
「やから、聡、色で表すと、うち、夜の空の色やなと、思うわ。」
「やっぱ誉められてるんか、貶されてるんか、わからんわ。」
「誉め言葉でも、貶し言葉でもあるんちゃうん。でも、うち、そんな聡が好きやで。」
「ありがとう。」
