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ブルースカイ

第9章 マサ

真っ青な顔をした俺。



美香は俺の横に座ると、俺を優しく抱きしめた。



俺も抱きしめ返すと言った。



「ありがとう。フミが来るまで、このままでいさせてや。」



美香は優しくうなずいた。



フミが来るまで俺は美香を抱きしめたまま。お互いの吐息が頬をくすぐる距離。美香の温もりに触れて癒される俺がいた。



どれくらいそうしていただろうか、インターフォンがなった。



「はい。」



「ソウ、俺や。」



「フミやな。了解、開けるわ。」



オートロックのため、電子ロックを開ける。



少しすると部屋のドアのインターフォンがなる。ドアを開けるとフミが入ってくる。

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