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ブルースカイ

第9章 マサ

「美香ちゃん久々やね。元気しとう?」



「2・3日ぶりかな。元気やで。フミも元気そうやね。」



たった2・3日ぶりで大袈裟なフミのネタにもきちんと対応する美香。俺やったら『アホ』の一言やけどな。



「それより、どないしたんや?」



俺は美香にもわかるように初めから説明した。出る前に言ってはいたが、合コンに出た事も含めて。



「やっぱフミも、うちというものがありながら、合コンに出る聡を人でなしやと思うんやね。」



「アハハ、食いつくとこがそこかい。美香ちゃんも大分腕上げたな。」



そう言って腕をポンポンと叩くフミ。



「待て。とりあえず、それは後でいくらでも償いするから、今はこっちを考えてや。」

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