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ブルースカイ

第9章 マサ

今度は手紙かい。



しゃーないから、部屋に持って戻る。



封筒を開けると、手紙が入っていた。



内容は

『あんな女と別れて、私と付き合え。あの女はあなたのためにならない。私はこんなにあなたを愛している。』

こんな内容。



少し具体的に言うと、始めは美香の誹謗中傷から、わからない俺への非難。終いには私と付き合わないと不幸になるというオカルト的根拠。便箋10枚にも及ぶ長編。



さすがにこんな手紙には付いていけん。読んだあと、どっと疲れた。



少し横になる。



インターフォンが鳴る。



「はい。」



「俺や、フミヤや。学校行くで。」



「了解、コンビニで待っててや。」



急いで授業の準備をすると、手紙をカバンの中に入れる。後でフミに見せよ。俺は部屋を出て、コンビニに向かった。

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