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ブルースカイ

第10章 恵(中)

「ちょい気失ってたみたいや。大丈夫。」









体の震えは止まっていたが、体は脂汗でベタベタだった。









俺はゆっくりと立ち上がる。









こんな頻繁に起こるなら、病院行ったがええかもやわ。まぁ、今度考えよ。









「ほな、行こか。」









2人でコンビニに行き、再度酒とつまみを買って戻る。









戻る途中、エレベーターの中でマサから電話がある。









「兄貴、電話ないけど、明日大丈夫なんすか?」









「あっ。かけよう思ってたら、ちょいアクシデントがあってん。そのまま忘れてたわ。ごめんな。」









「ほんまですか?ただ純粋に忘れてただけやないっすか?」









話しているうちに、部屋の前につき、鍵を開け、ドアを開けると、恵に入るように促す。










恵が入ったあと、俺も部屋に入る。









「まぁ、そう言いな。明日俺は大丈夫や。フミとか昌孝の都合いい時間聞いといて。合わせるから、決まったらメールしといてや。」









「わかりました。ほな、あとでメールします。」









「頼むわ。ほなね。」

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