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ブルースカイ

第10章 恵(中)

翌日、昼過ぎに起きて、一緒に飯を食い、恵を家まで送って行く。









家に着くまで文句を言われる。言わせとこ、下手に言い訳とか、反論すると長なるし。










恵と別れ、部屋に戻ったあと、マサに電話する。









「どないしはったんですか?」









「アホ、自分、時間連絡してないやろ。」









「あれっ?メール送ってません?」









「きてへんから電話しとんねん。」









「折り返しますわ。」









「その前に時間・・・。切りやがった。」









多分、あいつの事やから、メールの確認でもしてるんやろうな。あのアホ、電話してるんやから、言うたが早いやろ。









マサから電話がかかってくる。









「兄貴、やっぱ今朝送ってますわ。」









「届いてへんで、アドレス間違ってるんちゃうん?」









「電話帳からやから、間違いないですわ。」









「ほな、センター止まりなんかな。まぁ、ええわ。ついでやし、今聞くわ。」






「7時に本山駅のマクド側でってフミさんからの要望ですわ。兄貴、大丈夫ですか?」

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