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ブルースカイ

第10章 恵(中)

「恵、帰ったから、いつでも大丈夫や。」











「ほな、5時過ぎくらいに兄貴の家行きますわ。」











「わかった。寝てるかもやから、助かるわ。」









「ほな、あとで。」









電話を切って、センター問い合わせをする。









やっぱ入ってないわ。









もしかして、あのバカ、パソコンの方に送ってないやろうな。









急いでパソコンを立ち上げ、ネットに接続する。









メールを受信すると、やはりあった。









内容は『7時に本山駅のマクド側で。』呆れて返信する。









『アホ、これ、パソコンのアドレスや。テスト前やから、下手したら、実家帰るまで気づかんやったで。』









メールを送ったあと、特に用事もないので、電源を切る。









さて、今3時やから、シャワーでも浴びて、5時までのんびりしてよ。









シャワーを浴び、タバコを吸いながら、ボーっとテレビを見ていると、インターホンが鳴る。









マサが来たかな。






インターホンを取り、マサだったので、ロックを開ける。

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