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ブルースカイ

第11章 昌孝

早速第3の仲裁者を立て、お互い若い奴の暴発で、好んで争う気はないという事で、痛み分けで引く準備をする。









相手が引きやすい仲裁者を立てる事が、現状での成功要因だった。結果的に、うまくいき、事なきを得た。









しかし、問題は昌孝とマサの件。そもそも、マサのグループの問題なので、厳しく注意して、助けるのは今回が最後と釘を刺す。マサからは親分扱いされても、俺は一応部外者やし。









だが、昌孝はそうはいかない。俺に影響を受けて、俺の真似事をする。おまけにマサの子分やないから、俺の判断で決める。









それ以来、昌孝とつるまなくなった。フミとの接点がないのもそのせいだった。









今回のバンドの件で1ヵ月ぶりに会う。









マサがつるんでいたのは知っていたし、俺の代わりに参謀役をやっていたのは知っていた。元々頭のいい奴なので、失敗を知れば卒なくこなすだろう。









今回はマサの厄介事は関係ないし、いつまでも避けてるんは気分悪いしな。

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