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ブルースカイ

第12章 コウ

「バンド関係あるんがわからん。俺、明美、聡、文也、マサ聞いてるし。」









「マネージャー見習いなんやって、フミ、アサヤンで歌手デビューした先輩に触発されとんねん。」









「まぁ、きれいやんな。明美ほどやないけど。」









「確かにミスキャンパス蹴ったレベルやと思うけど、俺は友達以上はないわ。」









「やから、連絡取りやすいんか?」









「そうやな、コウと違って竹割った性格やし、気強いし。男友達と思って、普通に友達やな。やから、お互い連絡取りやすいねん。」









「複雑な反面、ほっとする自分がいるわ。聡はない言うたらないし、気が変わったら、本音で話してくれるから、楽やねん。幼馴染みのフミよりも。」









「やっぱ溝あんな。20年の付き合いより、2年ちょいの俺かい。」









「基本、明美からの電話やろ。タイプやないとか、なんだかんだ言うて、明美も友達として、信用してるらしく、2人でおっても、聡は兄貴みたいなもん言うてるしな。」









「俺も手の掛かる妹やな。やから、相談にも乗るし、愚痴も聞いたんねん。多分、コウより親友やな、明美とは。」

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